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つれづれ日記
いろものメカ雑記帳2003年2月版
2003年2月18日 改訂.
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2003年2月18日(火)
事の起こりは友人のテクニカルライター、井上孝司氏のホームページ Kojii.net だった。このサイトは、ジェーン・ディフェンスウィークリーの翻訳記事や、DoD Newsなどの米軍関連メーリングリストの翻訳がソースの米軍短信が掲載されていてとても便利なサイトなのだが、そこの2003年1月24日の契約締結記事に、ロッキードマーチン社が契約締結したモーフィング飛行機という謎の言葉が出現していたのである。
井上氏は、毎週ジェーン・ディフェンスウィークリーを翻訳しているし、渡米経験もあるので、私の100万倍は英語が堪能なのだが、この新語にはさすがに困窮したらしく、掲載した記事にも苦労の跡が見て取れる。
おそらくこれは試作機に違いないと思い、こういうのを探し出すのがこのサイトの仕事なので、探しました。探して出てきたのがコレです。
よりによって、NASAドライデンのフォトギャラリーにもう上がっているとは思いませんでした。盲点でしたね。さて、このコンセプトフォトだけじゃ、何が何だかさっぱりわからんので、この辺なんかに解説文が英文で書かれているのですが、どうもこのモーフィング飛行機は空中の気流の状態に合わせて翼端の形状を変形させる機体のようなのです。
気流は、気圧の状態で上昇したり下降したり速度が変化したりするのはご存じの通りだと思いますが、航空機が大気中を効率よく飛ぶためには、この気流に上手く乗ることが大事だというのはまあ判ると思います。で、この気流に上手く乗るために、翼端の形状(おそらく現時点では上げ角や下げ角)をシームレスに変形させる航空機というのを、これから20年で開発しようっていうのがこのモーフィング飛行機計画のようです。
つまりこれが実現してしまうと、空中でうねうねと翼端を生物的に変形させてしまう航空機が出来てしまうわけです。なんか航空機は、どんどん機械的ラインからかけ離れて、生物的なラインへと移行しつつあるような気がします。
ちなみに、ロッキードマーチン社に白羽の矢が立ったのは、将来高々度偵察UAVとして応用しようとしているのは明々白々ってことですね。
2003年2月17日(月)
今月頭ぐらいからテレビ埼玉が録画できることに気が付いたので「The ビッグオー」と「ストラトス4」と「熱血電波倶楽部」(おいっ!)は見ているのだが、なぜ「The ビッグオー」のオープニングミュージックはああなんだろう……(-_-;) 思わず「ムーンベースは月面基地……」とか、ナレーション入れたくなるのだが。それにつけても、今回のやられメカ3体キングジョー合体の方が、「The ビッグオー」の世界の合体ロボらしくてよろしいっ! 作品的には、「The ビッグオー」は好き。
「ストラトス4」は、燃焼試験のくだりは良。無重力レズは、お子ちゃまには見せられないが良といいたいところだが、なんぼ押さえがきかんからゆーて、基地司令官が使用中のシャワールームに強制突入するのはどうか。後の水滴の始末が、大変だと思うのだが。
「熱血電波倶楽部」。まあ、エエやないですか。なごみ防衛隊アニメと、神道アニメなんて希有なもの、深夜じゃねーとやばくって出来ねえんだし。それとわたしゃ、スタンダードブルーからの宇河さんのファンだし。
次のウルトラマンAGEの原稿の仕込み用に、かつて全話テレビから録画したあるウルトラシリーズをロクラクIIに落としてMPEG2に変換し、DVDに焼くという作業を実行中。かつて、ある特撮シリーズ全話をDVD保存した時はロクラクだったのだが、この際はロクラク〜PCへの保存〜MPEG2への変換がだいたい録画時間の倍ぐらいかかっていたおかげで、作業終了に1週間かかった。今回これをロクラクII〜PCへの保存〜MPEG2への変換としたところ、実は話数が倍近くあるにもかかわらず土曜深夜から始めて明日で作業が終了しそう。インターフェースがUSB2.0に変わっただけで作業効率が段違いになったのだから、設備投資をしただけのことはある。
「爆竜戦隊アバレンジャー」が始まりましたが、そこかしこにほりのぶゆきネタがちりばめられてんのは何? つかみはOK。さすが、荒川稔久だけのことはある。
「仮面ライダー555」は、やっぱり見るの今週でやめました。家族のことは必要がなければ書かないだけなのだが、最大の原因は小学校5年の息子が「見るのをやめる」と言ったから。彼的には、「いじめのシーンとかもううんざり」なんだそうです。子供が嫌がってんのに、無理強いするアホ親になるわけにはいきませんものね。まあ、「東映ヒーロー MAX」とかから、原稿依頼も来ないだろうし。もし来るようなら、その時はその時で。
2003年2月11日(火)
まあ日本では、「忍風戦隊ハリケンジャー」と「仮面ライダー龍騎」が終了し、「爆竜戦隊アバレンジャー」と「仮面ライダー555」が始まろうかという番組入れ替え時期でございます。個人の感想としては、「忍風戦隊ハリケンジャー」は今年度も面白かったよ有り難う。「仮面ライダー龍騎」は、小林靖子さんご苦労様。お疲れ様でした。という感じです。「爆竜戦隊アバレンジャー」は荒川稔久が表舞台に帰ってくるので大期待。そして「仮面ライダー555」は、もはやいい加減にしろよ状態なので、次回で見るのをやめようと思っているところなのですが、そんな折にこんなニュースがフランスから。
フランスで押収された特殊拳銃なのだそうだが、ぬぁんと携帯電話型。「仮面ライダー555」、しゃれんなってねぇや。
それにつけても、なんで建国記念日はハッピーマンデーじゃないんだろう……。
2003年2月1日(日)
実は次のウルトラマンAGEの原稿の仕込みに入っているので忙しくて更新が滞っていたのだが、非常に痛ましい事件が起きた。スペースシャトル・コロンビアの空中分解である。
日本では丁度、NHKのテレビ放送開始記念の日、そして家ではそろそろテレビ埼玉で「ストラトス4」を録画しようかねなんてやってた時なんで、タイミング的にはある意味ものすごいタイミングであったと思う。
それはともかく、0時を過ぎてからNHKはこの事件の報道体制に入ったわけだが、紹介されていた映像では、高々度を飛行する物体が徐々に分解し、右にロールしながら爆発四散する様がはっきりと見て取れた。着陸15分前の惨劇。6万メートル以上の高度。シャトルの機体が最も高温に包まれる高度でのアクシデントであり、機体からの脱出は不可能。生存者は皆無であろう。
通常より、大気圏進入時の飛行高度が高かった(つまり進入角度が浅い)とも言われているが、これは左翼に何らかの異常が発生していた上での結果だと思われる。
入手した情報を総合的に考察すれば、コロンビア打ち上げ時に発生した、左舷外部燃料タンクと左翼の接触事故の影響というのが今回の事故原因と考えられる。耐熱タイルの剥離などが地上でも観測されていたにもかかわらず、NASAの職員はコロンビアの大気圏再突入にGOサインを出したそうだが、これが例えばEVA(大気圏外船外活動)などでコロンビア左翼の状態チェックを行った上での判断なのかどうかが、まず責任の問われる部分だと思う。
もちろん現時点では、打ち上げ時にアクシデントが発生した場合、スペースシャトル機体の設計技術者を国際宇宙ステーションに派遣してEVAで点検修理作業を行う体制などは構築されているわけではないので、今回の事故が先述のことが原因だった場合、外部燃料タンク断熱材の破片とスペースシャトル機体の接触事故を防ぐことに問題対策の力点は移されるのだろうと思う。
このような事件が起こった場合、いろいろなことがあちこちで言われるものだが、現時点でアメリカ政府が取っている対応の通り、テロリズムによる犠牲という可能性は極めて低い。なぜなら、高度6万メートルをマッハ20近くの速度で飛行する物体を捕捉できる対空ミサイルなど、この世には存在しないからだ。直接攻撃によるコロンビアの破壊というのは、まずないことであろう。
残されている線としてまず考えられるは、コロンビア機体内への爆弾のセッティングだが、打ち上げ前にNASAの職員が微細に機内チェックしているので、これはまずないであろう。次に考えられ、そして現時点で捨てきれないのが、コロンビアの姿勢制御プログラムの異常誘発措置(ウィルスやプログラム上の時限爆弾による)であるが、もしこれだった場合はそれはそれで大変なことになる。
というより、もしもそういうことがあったのならば、今回はイスラエル初の宇宙飛行士も搭乗していたこともあり、極めて政治的に微妙な飛行でもあったので、事件後の初動捜査でCIAやFBIが真っ先に動くことになるはずなので、これもまずなかったものと思われる。
何にせよこれで、スペースシャトルの打ち上げはまたしばらく凍結されてしまうものと思われるが、現在は実際に地球軌道上に国際宇宙ステーション・アルファが構築され、スペースシャトルなくしては国際宇宙ステーションでの生活にも支障をきたしてしまうようになってしまっているだけに、あのチャレンジャーの打ち上げ事故の時のように、2年半もの長期に渡る打ち上げ凍結は決して許されるわけではなくなっているので、早急なる事故原因調査と、早急なる改善が図られることを願いたいと思う。
最後に、今回犠牲となってしまった7名のアストロノートの方々のご冥福を祈ります。
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